ズッキーニ
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- 科・属名
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ウリ科カボチャ属
- 原産地
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中南米
- 旬
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5月~9月頃
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イタリア料理やフランス料理などでよく使われるズッキーニは、見た目はキュウリに似ているため、きゅうりの一種では?と思われがちですが、実はかぼちゃの仲間です。キュウリのように蔓にぶら下がるように成るのではなく、太い主軸から突き出すように実が付きます。普通のかぼちゃとは違い、実が完全に熟すのを待たず、若い間に収穫します。独特の歯ごたえで、加熱するとナスに似た食感になり、じっくり炒めるまたはじっくり煮込むと甘味がアップします。
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皮にツヤがあり太さが均一で大きすぎないもの、表面に傷がなく、艶のあるものを選んでください。また、育ち過ぎて太く大きくなり過ぎた物は味が落ち、果肉がスカスカしていることがあります。また、切り口がしなびて変色しているものは鮮度が落ちているので避けます。同じ大きさなら持ったときに重みのあるほうが新鮮です。ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、かぼちゃのように寝かせて美味しくなるという野菜ではなく、新鮮なうちに食べた方が美味しい野菜です。
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基本的に冷蔵庫の野菜室で保存しますが、ズッキーニは温度が低すぎると傷みが早くなります。冷やしすぎることや乾燥させると食味が落ちるので、新聞紙などで包んでからポリ袋に入れて保存します。20度以下の涼しい環境であれば室温でも可能です。3~4日を目安に食べきりましょう。スライスしたものをかたゆでして冷凍保存することもできますが、食感がやわらかくなります。いずれにせよ、なるべく早く食べた方が美味しくいただけます。
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