モロッコインゲン
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- 科・属名
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マメ科インゲンマメ属
- 原産地
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中央アメリカ
- 旬
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6月~10月頃
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モロッコいんげんは、いんげん豆を若採りしてさやごと食べる野菜です。甘納豆などに使われる「金時豆」や「大福豆」「紫花豆」などもいんげん豆の仲間ですが、これらはさやの中の豆だけを食べます。一方、モロッコいんげんは「どじょういんげん」や「さやいんげん」などのように、さやごと食べるのが大きな特徴です。インゲンの由来は、江戸時代に隠元禅師がもたらしたといわれ、その名を付けたと言われています。また、関西地方では一年に三度収穫できることから“さんどまめ”とも呼ばれています。
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豆の形がくっきり出ておらず、全体の太さが均一でピンと張っており、緑色きれいな鮮やかなものを選ぶと良いでしょう。また、あまり太くないものを選びましょう。太く大きいものは育ち過ぎている場合があり、そういったものは筋が太くなり硬くなっていたりします。なお、多少曲がっていても味に影響はありません。若く細い物が柔らかく美味しいです。
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乾燥しやすくそのままにしておくとすぐにしんなりとしてきます。ラップに包む又はポリ袋に入れて、さらに新聞紙で包むなどして冷蔵庫で保存することをおすすめします。低温に弱い野菜なのであまり日持ちはしないので、2~3日以内に使い切るように心がけましょう。食べきれず残ってしまった場合は少しかために茹でて冷凍保存をすると一ヶ月程持ちます。
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