金星
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- 科・属名
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バラ科リンゴ属
- 原産地
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青森県
- 旬
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12月~4月
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金星は青森県弘前市の佐藤肇氏が「ゴールデンデリシャス」と「国光」を交配したものの実生を育成、選抜したものとされてきましたが、その後遺伝子の研究により、現在では「国光」ではなく、「デリシャス系」との交配種の可能性が高いとされています。美しい黄金色のりんごであることから、当初は「金嶺」と命名されましたが、1972年に品種登録される際に「金星」に改名されたようです。金星の果重は平均すると350g程の大きさで、果皮は有袋栽培されたものは滑らかで、薄いクリーム色のような色合いになります。果肉は適度な歯ざわりがあり、甘味酸味ともバランスがとても上品な味わいに感じられます。また、香りが良いのも特徴です。
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全体に色むらが無い物で枝が枯れてないものを選ぶのが良いでしょう。
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リンゴは保存性の高い果物です。特にリンゴの季節は寒い時期が中心なので、冬などは暖房の入っていないところに箱に入れたままか新聞紙などで包んでおくだけで1カ月位はもちます。暖かい時期や暖房が入る場合は冷蔵庫に入れてください。その場合は乾燥を防ぎ、他の果物などに影響しないようビニールやポリの袋に入れるようにしましょう。リンゴはエチレンガスを放出しています。このガスは果物を熟す働きがあるので、青いバナナなどを早く食べたい場合は一緒に置いておけば良いのですが、そうではない場合、早く傷んでしまう事になるので注意しましょう。
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