だんしゃく
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- 科・属名
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ナス科ナス属
- 原産地
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南米アンデス山脈
- 旬
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通年
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男爵薯は高知県出身の川田龍吉男爵が1908(明治41)年に北海道上磯町(現・北斗市)で海外から取り寄せたアメリカが原産の「アイリッシュ・コブラー」という品種を試験栽培し、これを普及させたもので、当時正式な品種名が分からなかったこともあり男爵が広めた馬鈴薯という意味で男爵薯と呼ばれるようになったそうです。この品種は早生種で環境に対する適応性も高く、収量も多い上に収穫後の貯蔵性も高いと言うことで生産者にとってとてもありがたい品種として一気に広まっていったようです。男爵薯の形は丸くややゴツゴツした形をしており、芽の部分のくぼみが深いので皮が剥きにくいという難点があります。果肉は白っぽく粉質で、デンプン価は14~16%程で加熱するとホクホクした食感が楽しめ、これぞジャガイモと感じさせてくれる香りがあります。
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芽が出始めていないか確かめて選んでください。また、日にあたっていた物は薄く緑色がかっていたりします。そういうものは皮の部分に有毒成分が作りはじめられているので避けてください。しっかりと固い物を選び、しなびた感じの柔らかいものは避けるようにしましょう。
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ジャガイモは生きているので暗く風通しのより場所に置いておきます。冷蔵庫には入れなくて大丈夫です。明るいと、芽の部分や緑色になった皮の部分に有毒物質のソラニンが増えやすくなるからです。
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