とうもろこし
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- 科・属名
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イネ科トウモロコシ属
- 原産地
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メキシコからグアテマラ、ボリビアなど南アメリカ北部
- 旬
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6月~9月頃
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とうもろこしの名は、唐から来たもろこし(きび)が由来で、もともとメキシコやアメリカを中心に栽培されている野菜です。とうもろこしの歴史は古く、古代文明にまでさかのぼり、日本に伝来してきたのは16世紀ごろ、ポルトガル人によって伝えられたといわれています。食用のスイートコーン種はみずみずしく甘みが強いタイプです。栄養価が高く主食がわりにもなる野菜です。
とうもろこしには頭の先に茶色い「ひげ」のようなものが生えています。じつはあのひげはとうもろこしの「めしべ」であり、その本数は実(粒)の数と同じなのです。よく観察してみると、1つひとつの粒からめしべが伸びていることがわかりますので、機会があったら確認してみてください。
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頭のひげが濃くて茶色でふさふさしたものを選ぶと良いでしょう。熟すにつれて茶色いひげが濃くなっていくので食べごろの目安になります。ひげの数は実(粒)の数と同じなので、多いほうが実の数も詰まっています。また、皮付きのものが望ましく、キレイな緑色の皮のものが新鮮で美味しいです。とうもろこしの皮は、古くなってくると黄色っぽくなり変色していくので、そういったものは避けましょう。
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とうもろこしは気温の低い早朝に収穫されますが、収穫後急速に栄養価が落ちますので、極力買ったらその日のうちに食べることをおすすめします。その日のうちに食べきれない場合は、丸ごとまたはカットしてゆでて、熱いうちにラップで包み、冷めたら冷蔵庫に入れます。冷めてからラップすると味と食感が落ちてしまいます。ラップで包み冷蔵庫に入れれば2-3日は保存可能です。
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